八ツ場ダム、入札凍結へ

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民主党が政権公約で建設中止を掲げた八ツ場(やんば)ダム(群馬県)について、国土交通省は31日、9月に実施予定だった本体工事の施工業者を決める入札を凍結する方針を固めた。同省の谷口博昭事務次官は記者会見で「新大臣の指示に従う」と語り、民主政権に順応する考えを示した。

八ツ場ダムの建設中止をマニフェストに掲げていた民主党が選挙に大勝したため、国土交通省はダム本体工事の施工業者を決める入札を凍結するように方針を固めたことが伝えられたのが、先月31日。
昨日、3日に正式に入札凍結を決めたそうです。

群馬県の八ツ場(やんば)ダム本体工事の入札について、国土交通省は3日、延期を正式に発表した。
(中略)
入札は11日から実施予定だった。国交省の谷口博昭事務次官は3日の記者会見で、「建設ありきではなく、これまでに至る経緯や地元の状況、知事、首長の考え方などをご説明させていただいて、判断を仰ぎたい」と語った。新政権の国交相が就任するまで手続きを凍結し、入札を中止するか否か指示を仰ぐ。

その結果、ダム建設に反対していた反対派は

知事らを相手にダム建設事業費の支出差し止めなどを求めて住民訴訟を起こしている市民団体「八ッ場ダムをストップさせる群馬の会」の浦野稔代表は「民主が勝利したのだから、延期は当然」と話す。「本体工事は中止し、今後は、地元住民の生活再建のために早期に具体的な検討をすべきだ」などと求めた。ダム建設を疑問視する「八ッ場ダムを考える1都5県議会議員の会」の関口茂樹代表世話人(群馬県議=リベラル群馬)も「周辺事業や地元の地域振興をいち早く実現できるよう法整備してほしい」とした。

と中止して当たり前!民主大勝利なんだから!と喜びムードですが、
地元の方々は、

八ッ場ダム水没関係5地区連合対策委員会の萩原昭朗委員長は「地元では50年以上、ダム建設の反対・賛成での闘争を経験してきた。今さら中止してもらっても困る」と憤る。「民主にはこれまでの経過を勉強してもらって、早く完成してほしい」と話した。「八ッ場ダム推進議連1都5県の会」の萩原渉事務局長(群馬県議=自民・ポラリスの会)は「民主は建設を求めている地元の意見を聞くのが筋だ。会として建設推進を求める要請書を民主に提出していきたい」と述べた。

ダム建設で水没する旅館の経営者らでつくる川原湯温泉組合の豊田明美組合長は「ダム建設ありきで、周辺の観光整備を20年以上も検討してきた。民主党は、中止するなら地元住民が不安にならないよう、生活再建のため法整備をしてほしい」と語った。

と、今頃中止を言われても困るとの意見があり、民主は勉強し直せと言われている。

ちなみに、この入札凍結を受けて株価は、

大成建設(1801)、大林組(1802)、清水建設(1803)、鹿島(1812)など大手ゼネコン株が安い。建設は東証業種別値下がり率で7位となっている。
民主党が事業の中止を求めている八ツ場ダムを巡り、国土交通省の谷口博昭事務次官は3日の会見で、9月に予定している本体工事の入札を延期することを正式に明らかにした。
今後、公共投資の見直しが強まるとの観測も加わり売りが先行。

と、大手ゼネコン株を中心に値を下げた。

今後の進展が気になります。