WCAF Seminar Vol.2に行ってきました その2
この記事の所要時間: 約 6分39秒
先日、9月19日(土)にWCAF Seminar Vol.2へ行ってきました。
以前のエントリーからだいぶ経ちますが続きです。
「取引先から学んだサイト制作・運用TIPS」
Conundrumの福嶋さんによる発表。
サイト制作、ネットショップサイト作成、制作会社からの質問、サイト運営と福嶋さんがよく聞かれる質問等からの発表でした。
- サイト制作編
- サイトの文字コードは?
- EUCかUTF-8でok
- サーバはどこがいい?
- HTMLだけならどこでもいいが、個人ユーザが多いサーバ(ペパポの安いプランなど)は避けている。
PHP5以上が利用できて、Cronも使えるといい - MovableType, WordPressどちらがいい?
- お客が使えそうならばどちらでもよいが、作業しやすいほうでいいのではないか。
最近WPの不具合が多いため、納品後も面倒見る場合はWPをお勧めしている。 - アクセス解析は何がいいの?
- Google Analyticsや高機能アクセス解析CGI(futomi)が多いが、たまにログから直接解析するタイプを求められることもある
- ネットショップ制作編
- カートは何がいい?
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- オープンソース
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- EC-CUBE
- osCommerce
- ZenCart
- ASP
- メールフォームは?
- 産業支援センターさんの影響か、futomiのFutomi MP Form Mail CGI eCommerce版の採用率が高い。
あとは、独自のメールフォームで、メールテンプレートが自由に編集できるようにしている - 携帯サイトは?
- 制作会社編
- 携帯サイト制作のお勧め本など
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- 各キャリアが公開している情報
- 書籍
- PHP×携帯サイト
- ブログ
- 携帯サイトの検証は?
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- 各キャリアが出しているエミュレータ
- 各キャリアの実機
- Firefoxのアドオン
VGA端末と非VGA端末(DoCoMoの場合は最新の機種も)
「Firebug」と「UserAgentSwitcher」
- 気になること
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- ページタイトルの指定がない
- メタデータ(description)の指定がない
- 優先ページ(canonical)の指定がない
- アクセス解析の設定が適当
- 制作者環境のMac化
社内からのアクセスを除外する
お客が問題になるのに制作者の環境で起きない
- サイト運営編
- お問い合わせメールが文字化け
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最近の対策として、サイト自体がUTF-8ならメールもUTF-8で送る。
または、HTMLメールにする - メールが来ない、届かない
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差出人メールアドレスがお客さんで設定する場合、大抵はスパム扱いになる
認証結果をヘッダに挿入される
ヘッダに softfail があると対策が必要 - 気になること
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- データのバックアップ
- SEO関係の噂に惑わされること
- Google Analyticsを使いこなせてない
- セキュリティ対策
Googleの8月頃の記事を読んでおくとよい(Google のインデックスやランク付けなどに関する、10 の誤解)
ただ貼り付けてるだけが多い
GW明けに福井県の大手制作会社でFTPのアカウント乗っ取りが多かった。
以上がWCAF Seminar Vol.2のまとめです。
11月28日に「CSS Nite in FUKUI」がまた開催されるとのことなので、また参加したいと思います。