Windows 7からHyper-V Server 2008 R2を管理する
Windows7のクライアントマシンから直接Hyper-V Server 2008 R2を管理することができます。管理用のツールをインストールするために、まず、リモート管理ツールを入手する必要があります。
リモート管理ツールはマイクロソフトダウンロードセンターで入手することができますが、Windows7環境では、下記のツールをダウンロードします。
ページの下方でプラットフォーム別にダウンロード可能で、32bitか64bitかで判断してダウンロードします。
ここでは、32bit版のWindows 7を使っているので、「x86fre_GRMRSAT_MSU.msu」をダウンロードします。
リモートサーバ管理ツールは、.msuというファイル形式で提供されており、プログラムインストーラではなく、更新プログラムになっています。そのため、インストールを実行しただけでは実際のセットアップは行われず、Windowsの機能として追加されるだけです。
ダウンロードしたファイルを実行後、Hyper-Vの管理ツールをインストールします。
[コントロールパネル]-[プログラム]-[Windows の機能の有効化または無効化]を実行します。
[リモートサーバ管理ツール]というツリーが追加されているので、[役割管理ツール]-[Hyper-V ツール]にチェックをいれ、[OK]ボタンを押下するとインストールされます。

Hyper-V ツールのインストール
WordGroup環境の場合、このままでは管理できません。(ActiveDirectory環境だといいらしい)
そこで、hvremote.wsfというスクリプトで設定する必要がありますが、設定については別記事で。