ワークグループ環境でのHyper-V管理ツールの設定

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ワークグループ環境下において、Hyper-V管理ツールを実行しても、「このタスクを完了するために必要なアクセス許可がありません。このコンピュータ ‘xxxxxxx’ の承認ポリシーの管理者に問い合わせてください。」というエラーが表示されてHyper-V Serverに接続できません。

そこで、HVRemote.wsf というツールを使うことで簡単に接続できるようになります。

  1. HVRemote.wsfをダウンロードする
  2. HVRemote.wsf というツールは、仮想化機能の開発チームにいる John Woward 氏が作成したツールで、以下の場所でダウンロードできます。

    Hyper-V Remote Management Configuration Utility
    http://code.msdn.microsoft.com/HVRemote/Release/ProjectReleases.aspx?ReleaseId=2084

  3. Hyper-V ServerにダウンロードしたHVRemote.wsfをコピーする
  4. Hyper-V Server側にも先ほどダウンロードしたスクリプトが必要となりますが、Hyper-V Serverからダウンロードできないので、管理用PC側でダウンロードし、Hyper-V Serverにコピーする必要があります。

    1. 管理用PC上に共有フォルダを作成します。
    2. 例) c:¥tool

    3. 共有フォルダにダウンロードした HVRemote.wsf をコピーします。
    4. Hypver-V Server上で管理用PCの共有フォルダをマウントします。
    5. > net use x: ¥¥管理用PC名¥共有名
      を実行します。
      ユーザー名とパスワードを聞かれます。管理用PCに登録してあるアカウントを入力します。

    6. Hyper-V Server上にスクリプトをコピーする場所を作ります。
    7. > md c:¥tool
      を実行します。

    8. 先ほどマウントしたフォルダに移動します。
    9. > cd ¥tool
      > x:
      を実行します。

    10. スクリプトをコピーします。
    11. > copy HVRemote.wsf c:¥tool
      を実行します。

  5. Hyper-V Server 側で設定します。
  6. 管理者実行したコマンドプロンプトを利用します。(ログオン時に一緒に開かれているコマンドプロンプトでOKです)

    1. HVRemote.wsfをコピーしたフォルダまで移動します。
    2. > cd ¥tool
      > c:

    3. 以下のスクリプトを実行します。
    4. > cscript.exe hvremote.wsf /add:hogehoge
      ※「hogehoge」は、ローカル管理用のアカウント。

  7. 管理用PC側で設定します。
  8. 管理者実行したコマンドプロンプトを利用します。

    1. HVRemote.wsfをコピーしたフォルダまで移動します。
    2. > cd ¥tool
      > c:

    3. Microsft 管理コンソール(MMC)用ファイアウォール例外の追加
    4. > cscript.exe hvremote.wsf /mmc:enable

    5. 匿名DCOMアクセスの許可
    6. > cscript.exe hvremote.wsf /AnonDCOM:grant

  9. 管理用PCとHyper-V Serverの再起動
  10. 以上の設定を有効化するために、管理用PCとHyper-V Serverの両方を再起動します。
    Hyper-V Serverの場合、

    > shutdown /r /t 0

    を実行すると簡単です。(管理用PCでも問題はありません)

  11. 接続設定の確認
    1. 管理用PC上での確認方法
    2. > cscript.exe hvremote.wsf /show /target:[Hyper-V Serverのコンピューター名]

    3. Hyper-V Server上での確認方法
    4. > cscript.exe hvremote.wsf /show /target:[管理用PCのコンピューター名]

    それぞれでエラーが発生していないならば、正常に接続できるようになっているはずです。

以上が、ワークグループ環境でのHyper-V管理ツールの設定になります。